ページ

2009年9月4日金曜日

FIT2009の講演を聞いてきました!



地元にある東北工業大学にてFIT2009が開催されています。


実は弊社も展示ブースを出していてOFFICEHARDやTriBOARDといった


製品を展示しております。





今日は午前中に少し時間をもらって興味があった


ベクトルコンピューティングの4セッションを聞いてきましたので


以下に私のメモを載せておきます。


あくまで私のメモなので内容に間違いがある場合もございます。


ご了承ください。





-ソニー・コンピュータエンタテインメント 塚本様


「Cell/B.Eの特徴と最適化技法」



従来のCPUに当たるPPEと8つのSPEを備えている。


SPEはCUDAのようにそれぞれにローカルストレージを持ち、


メインメモリとやり取りを行いながら動作する。


LinuxからこのSPEを使うにはSPUFSというファイルシステム経由で


扱う、libspe2はSPUFSを使いやすくしたAPI群。


PPE用にはgccを、SPE用にはspu-gccというクロスコンパイラを


用意している。spu-gccはgccのメインラインに入っている。


MARSはlibspe2をさらに抽象化したものでSPEを効率よく実行できるよう


スケジューリングなどを行ってくれる仕組みを持つ。


Cellでは従来のスレッドプログラミング手法ではなく、SPEを主体として


動くようにすることがパフォーマンス向上につながる。


MARSは実際のゲーム用にも似たようなものを提供しているが名前は違う。


main関数をSPEにおくことでPPEはあくまで補助的なものとする。


openCLと同じようなステップでプログラムを組むのでどれか一つに


精通していると他でも応用が効きやすい。


openSSLのlibcryptはH/W支援のためのAPI?(作り込むコールバック関数かな?)


がある。


Cell/B.Eのチュートリアル、MARSに関する情報はメーリングリストや


IRC、WEBページなどがある。






-インテル 池井様


「Larrabee:次世代ビジュアル・コンピューティング・マイクロ・アーキテクチャ」



ララビーと呼ぶ。


来年前半公開でまだ開発環境などはない。


グラフィックス用チップでメモリコントローラ内蔵。


DirectXやOpenGL用に最適化。


キャッシュアクセスはNUMAのようにスピードが異なる。


プレディケーション=マスクレジスタのような感じ。


ギャザ命令ではあるアドレスの指した内容をあるレジスタに入れるが


マスクレジスタのビットによってロードする/しないを判定する。


ギャザ命令の特徴としては、このマスクレジスタが転送後


ゼロクリアされるのでこのレジスタで成功可否を判断することができる。






-東北大 滝沢様


「次世代プログラミング環境 -多様なプロセッサを使いこなす-」



次世代のプロセッサはどれも扱いにくい(←同感)


どうやってつきあっていくか?


並列化なくして高速化なし。


動作周波数の向上は難しく、命令レベルの並列性を使い尽くした。


汎用+ベクトル(アクセラレータ)


異なる並列性をもち、処理の得意不得意がある。


一部の部分でベクトルを使う価値があると判断できる。


CUDAに代表される複雑なメモリモデル。


「働くコード」から「速く動くコード」への変換がプログラミングに必要。


可読性・移植性・保守性を考慮すると多少犠牲を払ってでも抽象度の


高いプログラミング環境が必要となる。


SPRA言語はCPU向けC++コードとGPU向けCUDAを吐く。






-東工大 松岡様(テレビ中継)


「TSUBAME2.0における高バンド幅なペタフロップス・コンピューティングの可能性」



TSUBAME=スパコン


デバイス当たりの性能が重要。


CPUはもう打ち止め感がある。GPUの特徴(NVidia)で言うと


大量のスレッドを作れる。CPU 20GB/s、GPU150GB/sのバンド幅。


全対全蛋白質ドッキング


GPU版FFTの自動チューニング最適化


入力サイズによって・・・


GPU主体処理CPUサポート


GPUによる高精度・流体計算


リアルタイムより早く津波がシミュレーションできれば


被害を回避することができる。


詳しくは2009.Vol50情報処理2月号


このセッションはt-shoji難しくてあまり理解できてませんので


キーワードの抽象書き程度です。密問題? 疎問題?って感じでした。



余談:前の日、CUDAで予習しておいてよかった・・・





0 件のコメント:

コメントを投稿